登録:2007/06/28
更新:2007/07/01
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台湾生産のMaxell製DVD-Rの実力は?

DVD-Rメディアの日本生産を続けていたMaxellもついに台湾生産へ切り替えてしまいました。
"スーパーODM"と称しているその実力を確認すべく、
台湾生産品の Maxell製DVD-R を購入し、調べてみました。

書き込み&エラーレート測定環境
チップセット: Intel815E
CPU: Celeron 1.4GHz
メモリー: 512MB
HDD: 160GB(ATA100接続)
DVDドライブ: SHM-165P6S(F/W:MS0R、ATA100接続)

DVD-Rメディアの品質の確認(書き込み&エラーレート測定)は、
Nero CD-DVD Speed Ver.4.7.5.0」の「ディスク作成」と「ディスク品質」を使用しています。

日本生産品 Maxell DVD-R 8x対応品 8x書き込み
台湾生産品 Maxell DVD-R 8x対応品 8x書き込み
日本生産品 Maxell DVD-R 16x対応品 8x書き込み
台湾生産品 Maxell DVD-R 16x対応品 8x書き込み
日本生産品 Maxell DVD-R 16x対応品 16x書き込み
台湾生産品 Maxell DVD-R 16x対応品 16x書き込み

8x対応品では、台湾生産品の方が PI Errors は多いが PI Failures は少ない、
16x対応品では、台湾生産品の方が PI Errors と PI Failures の両方が共に少ない、
という結果になりました。


【結論】
現在流通品では、台湾生産に変わったから品質が悪くなった ということは無いようで、
8x対応品、16x対応品共に "使える" 品質だと判断できます。
ただ、今は台湾生産へ切り替えてスグの時期ですのでこの様な結果になっていますが、
名実共に完全に台湾生産に移行された後もこの品質が保たれているかは注目する必要があるかと思います。

値段的にはまったく安くなっていないので、ユーザー側には台湾生産に移行したメリットはありませんね。